マットスタンプ？あまり聞きなれない言葉ですが、コンクリートにスタンプを押すように形、着色し自然石やウッドを表現する工法です。

え？これってコンクリートなの？と見間違えるほどのリアルさで無機質なコンクリートに比べると表現も豊かになりより自分好みのアプローチや駐車スペースを演出しくれます。

以前景観コンクリート舗装はテーマパークやショッピングモールといったところでの施工がほとんどでした。なので、表面に擦りこむカラーハードナー（着色料）は摩耗や色落ちに強いものを使用しています。車などの重量物が載っても傷む心配はありません。

まず、通常通りコンクリートを敷均します。

曲線などの型枠に流します。コンクリート平板やインターロッキングでは手間の掛かる曲線でも自由に決めることができます。しかし、壁など隣接する構造物があると上手く模様が付かない場合があります。

その後、カラーハードナーという着色剤でコンクリートに着色していきます。

この色もお好みのカラーに出来ます。ダーク系、ベージュ系などの色合いを着色し、住宅の外構をコーディネイトできます。

ラバー製の模様の付いたスタンプをスタンプしていきます。これが名前の由来です。

このスタンプを押す前に、着色する液体を噴霧します。すると、凹凸に合わせ窪んだところに液体が流れ込み陰影を作り出します。

模様も何種類もあるので、お好みに合わせて選ぶことができます。こちらは「フレンチグラニット」という模様になります。

スタンプを押したのちに、いくつかの工程を行い雰囲気をさらに近づけていきます。

スタンプの種類や、カーラーバリエーションも豊富なので住宅の雰囲気に合わせてコーディネイトしてみてはいかがでしょうか？