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住まいのヒント

建築計画とエクステリアプラン

2022.03.03

エクステリア工事は建築工事と違いエリアを絞って少しずつ行えることが良いのですが、計画的に行わないと失敗してしまうことがあります。そこで新築時に考えておいた方が良いポイントをご紹介します。

①シンボルツリーを植える予定がある場合には、水道管・下水道管などの埋設物がないということが前提になります。建築工事前、工事途中であれば間に合うので建築メーカーに確認しましょう。

②畑を作る場合は土の入れ替えが必要になることがあり、そのスペースに重機が入らないと費用が上がってしまうので、住宅建築の前に土の入れ替えをしておくと良いでしょう。

③最後にウッドデッキを作る場所について考えてみましょう。南側にはきだしの大きな窓を設置してウッドデッキを配置を計画しているとします。しかし、その先に道路や住宅などがあると、プライベートゾーンが丸見えになってしまいます。対策としては背の高い目隠しフェンスを付けると良いのですが、ウッドデッキ近くに設置すると日陰になり風通しも悪くなってしまいます。狭小地では仕方がないのですが、敷地に余裕がある場合は樹木を目隠しフェンスに合わせると自然に視線を遮ることができ柔らかな印象を与えられます。

また、団地などの限られた敷地の場合、住宅にとって南側であっても、隣地に住宅が建設されると庭はその隣地の建物の北側になり結局風通しや日差しが遮られたり、隣地の視線がきになったりと好条件ではなくなってしまいます。
初期段階の計画で敷地に対して住宅をどう配置するかは、エクステリアプランに大きく影響してくるといえるでしょう。