2024.07.05
新築外構ということで現地を調査するためにお伺い致しました。
まず目についたのは、やはりこの側溝。痛みがひどく、道路側の側溝壁も高低差がありボロボロ。
本来ならば、管理者(市や県)に連絡し協議行わなくてはいけない案件ですが、今回は市道認定されておらず私道になっているということでした。
そこでちょっと大掛かりになりますが、道路側のアスファルトを切断。
既存の側溝に新しい土留め代わりのコンクリートを打設し、しっかりとした蓋掛を作らせて頂きました。
これで、宅配のトラックでも安心して渡っていけます。
グレーチング蓋と呼ばれる鋼製(スチール)の蓋にも強度の種類があり、今回は耐荷重14tまでのものを選ばせて頂きました。
おなじみの土間コンクリートのスリット。雑草が生えやすいのでスリットの底をモルタルを打ってあります。
スリットの役割は伸縮目地と土間奥の排水性の向上です。砂利の流末は排水性のよいメッシュを設置させて頂きました。
これですっきり排水できます。
住宅の北側はジメジメしがち。水勾配も取りずらいので境界側にもスリットを設置。
排水側溝代わりにして雨上がりでもすっきりしています。
すっきりと土間コンクリートで覆い、日々の煩わしさをすっきりと解消しました。
前面道路が少し狭いため、広々と使える駐車場が大変便利ですね!